なんでゲストハウス?

Why guest house?

19年前、結婚を機に新潟にやってきました。なんていいところなんやろ!ほどよく都会、ほどよく田舎、道は運転しやすいし、人は優しいし、山も海も川も田んぼも蛍も星もきれい!ご飯美味しい!お酒も美味しい!買い物も超便利!ここには何でもある!一日で新潟を好きになり、三日で新潟の生活に慣れました。

 

だけど、新潟空港で働いていた頃、到着した外国人たちが、新潟を素通りしていくのを目の当たりにしました。「なに?私の大好きな新潟、なんも見ていかんと通り過ぎるんかいな!」 と悔しかったんです。 「見どころがないなら私が作ったる!」 そんな気持ちになりました。

 

実は22歳の時大失恋して、北海道に独り傷心旅行に行ったんです。そのときゲストハウスの前身である「ユースホステル」に泊まったんですね。そこで初めて会う人と夜な夜な交流。みんなで語り合う語り合う!翌朝、朝日がさんさんと降り注ぐ洗面所で顔を洗ってると、きれいなお姉さんが横に居たので、思わず声を掛けました。「いやーーユースホステルってめっちゃ楽しいところなんですねーー!!」 そしたら、お姉さん、「それはね、貴女が素敵だからよ!」って。。。「ええーー!!失恋してこんなボロボロな私を、素敵やって言うてくれた!しかもこんなきれいなお姉さんに!」 

 

きれいな景色もいいけれど、美味しい食事もいいけれど、人との出会い、人とのちょっとした会話、それが一番の旅の思い出になるのではないか、と思ったんです。

でも、すぐに「ゲストハウス作ろ!」ってなったわけではありません。その後新潟県庁で働くようになり、県庁見学案内というガイドもやりました。社会科見学にくる県内の小学生に、新潟を好きになってもらえるよう、誇りに思ってもらえるよう、新潟のこといっぱい調べました。そんなこんなしていると、ますます新潟の事が好きになり、やっぱり新潟の魅力伝えたい、もっと新潟に人を呼びたい、そういう気持ちになりました。

だけどだけど、それでも「ゲストハウス作ろ!」ってなったわけではまだありませんでした。うすうすしたいなーとは思いつつ、創業塾とかも通いつつ、いろいろ本を読んだり、セミナーに出てみたり。そんなとき、イスラム国によるテロが激しくなってきたのです。平和について、めっちゃ考えましたよ。どうしたらいいんやろ?私にできることはなんやろ?みんなが仲良くなるためにはどうしたらいいんやろ?相互理解とか、許し合うとか、多様性とか、思いやりとか、なんやらかんやら。 

 

で、これや!と思ったのは、「共同調理」なんです。みんなで同じ物を触って同じ体験をすると、人との関係がぐっと近くなる。一緒に何かを作って食べるということは、信頼関係がないとできないこと。それが一番の平和につながるんではないか、そしてゲストハウスの目玉でもある「交流」が自然とできるのではないか。ちょうどいいコミュニケーションのツールになるではないか!旅行から帰っても、そのレシピを再現するたびに、そのゲストハウスでの情景が思い出されるではないか!平和への貢献、私にもできるかも!いや、しなければ!これは私の使命だ!と思いましたね。

そしてチャンスが来ました。主人は前々から「猫飼いたいー 家買いたいー」と言っていたのですが、私は家を買いたくなく、ずっとのらりくらりとはぐらかしていました。でも、主人の仕事が、もう転勤はなさそうということが決まり、真剣に家造りを提案されました。そうね、ゲストハウス併設するなら家買ってもいいよ!〔ニヤニヤ)ということになり、晴れて猫も家もゲストハウスも手に入れることになったのです。

それまでは賃貸マンション暮らしで主人も私も猫不足に悩まされ、よくカーブドッチ(猫がいるから)や新潟大学〔猫がいるから)、ペットショップ、たまに猫カフェに行ってました。だから私としては、同じように猫不足に悩む人たちの少しでも役に立てたら、という思いも強かったですね。猫のおすそわけ。でも家を建てている間は猫まだ飼ってませんでしたから、人なつっこい猫がうちに来てくれるかどうかは、とても不安でしたね。猫をテーマにしたゲストハウスにするには、あまり自信はありませんでした。

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